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Vol.11 はぴいえんど/はっぴいえんど

2012年11月8日 木曜日

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岡林信康を紹介したら次に『はっぴいえんど』を紹介しないわけにはいきません。

 

ご存知のように、既に有名人となっていた岡林が、しみったれた四畳半フォークの

『音』から脱却するため雇ったバックバンドが『はっぴいえんど』です。

(この辺のことが岡林の著書に書かれているが、単に大きな音の方が迫力が出てえぇなぁ

見たいな事が書かれてました。 あるいは、ディランとザ・バンドの真似がしたかったとか・・・。)

 

『はっぴいえんど』の目指すサウンドは岡林のそれとは全く別物で、彼等の方から

岡林に歩み寄ることはなかったらしい。(このへんはザ・バンドと大違い。)

 

で、出された1stアルバムがこれ、『はっぴいえんど』。

通称 『ゆでめん』

 

日本のロックの幕を明けた作品。

(異論はあると思いますが・・・。)

 

いや素晴らしい!

50年代のロックやロカビリー・ポップスC&W、それ以降の音楽シーンを全て飲み込んだ上で

日本語のロックをちゃんとした形で実現している。

それは松本隆の作詞によるところと、細野・大瀧の音楽センスとボーカル

(日本語の単語を本来の音節とは違う所で切り離し、メロに乗せてる。

ずーと後にサザンなんかが真似してるやつです。)

それに鈴木茂のギターに負うところが大きい。

 

完成度では二枚目の『風街ろまん』の方が上で評価も高いが、

私は断然 『ゆでめん』を推す。

『春よ来い』 『かくれんぼ』で見せる松本の湿った歌詞と大瀧のけだるいボーカル。

7曲目の『12月の雨の日』の鈴木茂のグルーブ感抜群のギター。

いやー聞き込みました。

『はっぴいえんど』を私に紹介してくれた岡林さんに感謝!!

 

 

 

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2nd 『風街ろまん』

 

何と言っても 5曲目の『はいからはくち』

日本のロックの楽曲では歌詞・サウンド共に群を抜いて秀逸。

『ハイカラ 白雉』と『肺から吐く血』のダブルミーニング。

(こんな歌はそれまで無かったね。)

 

 

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3rd 『さよならアメリカ さよなら日本』

 

大瀧がこの3枚目を作る前に初ソロアルバムを製作しており

そちらに楽曲を使ってしまったため今一つ。

ただし、あの『リトルフィート』とロサンジェルスのスタジオで作り上げたアルバムで、

日本人ミュージシャンの海外録音の先駆けにもなった。

多分、鈴木茂が一番喜んでやってるんじゃないだろうか?

なんと言っても、あのローウェル・ジョージと競演してるんだから。

(スライドギターなんかモロ影響受けてるし・・・。)

 

 

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『大瀧詠一/大瀧詠一』 『A  LONG  VACATION/EIICHI OHTAKI』

 

大瀧詠一の初ソロアルバム。

これはなかなか良い出来です。ソロとは言うもののバックには『はっぴいえんど』のメンバーが

全員揃っており大瀧の好きなように作り上げた感がある作品。

『ゆでめん』や『風街ろまん』で見られた日本語のロック志向にこだわることなく

ごく自然に大瀧のセンスが光る。

ただこの後新作を出すたびに大瀧の趣味的嗜好が強くなって行き、大瀧マニアの私には

嬉しい作品群も一般受けは難しくなっていった。

 

そして出されたのが日本ポップス史上最大のヒット作 『A  LONG  VACATION』

みんな大瀧なんか忘れている頃いち早く買い求め、その素晴らしさを大学の友人に電話したほど。

『やっと、大瀧が真面目に作ったよ~。』って。

大瀧が目指してたフィル・スペクターの

[ウォール オブ サウンド]ってこれだったのか?!って感じ。

 

大阪でこのアルバムの曲を中心とした大瀧のライブを見た。

ステージ上のミュージシャンがモニタースピーカーを使わず、ヘッドフォンを使ってたのが

サウンドにこだわりをもってる彼等らしくてとても印象的だった。

(ステージでもう落語はやらんかったしね (笑))

 

 

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『Hosono House/細野春臣』

 

『はっぴいえんど』のリーダー的存在?のデビューソロ

細野さんはこの後『キャラメル・ママ』(ティン・パン・アレー)を経て

Y・M・Oを坂本竜一、高橋幸宏と結成しスターダムに上がって行った。

『はっぴいえんど』のころから曲を作って歌っていたけれど、声質が低音で

ライブになると細野の曲を大瀧が代わって歌ったりしている。

でもある日、ジェームス・テーラーの曲を聴いて自信を持ち積極的にヴォーカルを

取るようになったと聞く。

(でも本人はやっぱコンプレックスがあるみたい・・・。)

 

 

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『BAND WAGON/鈴木茂』

 

これはいいですよ、このアルバムは一聴の価値あり。

鈴木茂のデビューソロ。

リトルフィート色を強く感じながらもちゃんと消化している。

非常にポップで音作りにもこだわりが感じられる。

『はっぴい』の中では一番目立たないように思えたけれどもそんなことは無い

やはり彼等は4人ともすごい人達でした。

(ギタリストとしても大好きなプレーをしてくれます。)

 

 

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『風のくわるてつと/松本隆』

 

音楽ではありません、本(詩集)です。

松本の歌詞はそれまでの商業作詞家の物とは違っていた。

『風街』をいつも意識し、『額縁越しに見える現実の風景・・・』みたいな。

日本語の持つ余韻や独特の言い回しをしていた。

唯一岡林と解散後も交友があったのも『作詞』と言う点でお互いにインスパイア

出来てたんだと思う。

 

その後松田聖子なんかに詩を提供し、超売れっ子作家となって行ったのはご存知の通り。

 

『はっぴい』の4人は改めてすごい才能を引っさげてた人たちなんだと思う。

時系列に各々の作品を味わってみるときっと時の経つのを忘れられますよ・・・。

 

 

過去の『お勧めの1枚』

Vol.1 『Return to Forever/チック・コリア』

Vol.2 『Crash Landing/ジミ・ヘンドリックス』

Vol.3 『Music from Big Pink/ザ・バンド』

Vol.4 『Wild Things Run Fast/ジョニ・ミッチェル』

Vol.5 『Aja/スティーリー・ダン』

Vol.6 『Hard Rain/ボブ・ディラン』

Vol.7 『The Trinity Session/カウボーイ・ジャンキーズ』

Vol.8 『Arbour Zena/キース・ジャレット』

Vol.9 『Basket of Light/ペンタングル』

Vol.10 『見る前に跳べ/岡林信康』

 

紙空間のアルバムコーナーは>>こちらから。

ペーパースクリーンは>>こちらから。

 

by Hideちゃん



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