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Vol.10 『海賊と呼ばれた男/百田尚樹』

2013年1月9日 水曜日

『何でも言って委員会』で勝也誠彦氏が是非読め!と薦めていたので読んでみました。

 

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こんな凄い日本人が本当にいたのだろうか?

登場人物の名は全て架空のものだが、全員が実在した人達であり

彼等がとった行動も発言も起こった事件もすべて本当のことだと言う。

 

アポロ石油を販売する出光興産の創業者、出光佐三の物語。

 

太平洋戦争でそれまで築き上げてきた会社のすべてを失い、

それでも従業員を一人の解雇も出さず立て直していった。

外資系の巨大石油会社に取り囲まれる中、英国の軍事的脅威に晒されながらも

イラクへタンカーを出向させ、自社の儲けのためでなく日本の経済復興のために

奔走し、見事に成し遂げた。

 

こんな凄いカリスマ性のある日本人がいたと言う事実に驚き涙します。

 

すべての経営者、勤め人、いや日本人はこの事実を知るべきです。

(これからは出光のガソリン入れたくなること間違いなし。)

 

 

蛇足ですが、著者の百田尚樹はどうも好きになれない。

お勧めの一冊に取り上げた『永遠の0』や映画にもなった『ボックス』など

著書は多数あるが、どうも文章が平板で奥行きや気品が感じられない。

人間の持つ多様性を犠牲にして登場人物をステレオタイプに書きすぎているきらいがある。

この本が完全なノンフィクションであるなら何故登場人物の名前を変えてまで

小説仕立てにする必要があったんだろう?

でも、そういった不満を差し引いても思わず涙と拍手を贈りたくなる本です。

 

 

過去に紹介した本

Vol.1 『デーミアン/ヘルマン・ヘッセ』

Vol.2 『ナゲキバト/ラリー・バークダル』

Vol.3 『カイトランナー/カーレド・カッセイニ』

Vol.4 『ジェノイサイド/高野和明』

Vol.5 『星を継ぐもの/J・P・ホーガン』

Vol.6 『永遠の仔/天道荒太』

Vol.7 『くらやみの速さはどれくらい/エリザベス・ムーン』

Vol.8 『永遠の0/百田尚樹』

Vol.9 『ミレニアム1,2,3』

 

 

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by Hideちゃん



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